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たな散策まっぷ

歴史散策Cコース(新宿・塩田)

新宿地区から塩田地区を散策するコースです。

所要時間:1時間35分程度(7.4km程度)

モデルルート

田名公民館 → 石神社 → 渡辺玄泰の墓 → 稲荷社 → 地蔵様 → 観音堂 → 砂場 → 舟守地蔵

ルートマップ

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1.田名公民館

田名公民館は、子どもから大人まで幅広い年代層の方々が、運動したり、文化、教養、地域課題等を学び、生きがいや健康づくり、仲間づくりなどの活動をするための施設です。
建物は、田名まちづくりセンターが併設されていて、館内には図書室、会議室、工作室、調理室等があります。
散策の休憩時等は気軽にお立ち寄りください。
田名公民館の開館時間等はホームページでご確認ください。
【関連情報へのリンク】
田名公民館HP

石神社まで約350m、徒歩5分

2.石神社

社は、県道相模原愛川線の四ツ谷交差点にあり、四ツ谷の守り神として信仰されています。境内には地神塔、庚申塔、秋葉塔、六地蔵、二十三夜塔、大山道の道標、三ヶ所橋供養塔など、地域の石造物が集められています。川のない四ツ谷に橋供養の石塔があるのも不思議ですが、かつては梅雨時に畑から野水と呼ばれる湧水が溢れ、それを防ぐ水路が何本も掘られ、その水路に橋がかけられていました。晦日まいりと初詣、9月の第1土曜日の祭礼が盛大に行われています。

稲荷神社に向かう途中に渡辺玄泰の墓があります。

3.渡辺玄泰の墓

この墓地が渡辺家の墓で、「村鏡院玄廊泰扇居士」と刻まれた右手の小さな墓石が玄泰のものです(墓碑銘は1849(嘉永2)年)。玄泰は、江戸時代の終わりの1847(弘化4)年、飢餓と重税で苦しむ人々を救おうと駕籠訴を計画して捕らえられ、その後牢屋で亡くなったといわれています。戒名の「村鏡」や「廊」の文字には、玄泰の勇気ある行動や苦難が示されています。左手の大きな墓石は子孫の医師弘庵のもので、田名村の村長としても地域の発展に貢献しました。

石神社から稲荷神社まで約1.8㎞、徒歩22分

4.稲荷社

この稲荷様は新宿自治会で管理している神社です。社の横には1792(寛政4)年に建てられた石灯篭が2基あります。1基には「稲荷大明神永代常夜」と刻まれ、他の1基には「秋葉大権現」と刻まれています。社は1990(平成2)年に建て替えられ、境内も整備されました。左右の銀杏の木がかつての森の面影を残しています。

稲荷社から観音堂に向かう途中、交差点に地蔵様があります。

5.地蔵様

新宿の十字路の角に、道祖神や1815(文化12)年の地神塔とともに地蔵様や1695(元禄8)年の念仏供養塔などが建っています。道路の拡張とともにその場所を変える石造物が多い中、この文化遺産は信仰心の厚い個人の方が屋敷の一角で大切に保護しています。

稲荷社から観音堂まで約100m、徒歩1分

6.観音堂

観音堂は新宿自治会館の中にあります。今の建物は、昔震災にあって建て直され、自治会館と一緒になっています。この場内には1813(文化10)年の二十六夜塔や1784(天明8)年の六地蔵、道祖神などが集められています。二十六夜塔は女性の手で建てられたもので、二十六夜の信仰は類例の少ないもので貴重な石造物といえます。また夷申塔には「田名」を「棚」と記した例を見ることができます。

観音堂からしおだテクノパイル公園まで約1.3㎞、徒歩16分

7.砂場

住宅街にある広くて大きな公園です。2000年以降につくられた新しい公園です。公園の設備にはトイレ
【関連情報へのリンク】
砂場HP

健康器具があります。

8.舟守地蔵

塩田さくら橋近くにいくつかの石造物があります。1823(文政6)年の六字名号塔や、1776(安永5)年に田名をはじめ、上溝、下溝、九沢の信者によって建てられた出羽三山供養塔などがあります。その中に船に乗った珍しい地蔵様を見ることができます。この地蔵様のいわれは、相模川に近いことから船運あるいは漁労に関係する信心深い人によって造られたものと思われます。

八瀬川沿い、横浜水道路緑道を経由して、スタート地点まで約3.2km、徒歩40分

GOAL

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