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たな散策まっぷ

歴史散策Dコース(陽原・望地)

望地地区、陽原地区を散策するコースです。望地水辺散歩道を歩くのもいいでしょう。

所要時間:1時間24分程度(6.7km程度)

モデルルート

田名公民館 → 半在家山王社 → 南光寺 → 地神塔 → 稲荷神社(望地自治会館) → 金井家先祖代々の墓 → 坂の上の石造物 → ヤツボ → 望地の渡し → 望地河原開田記念碑 → 望地弁財天 → 田名南ふれあい広場 → 田所家先祖代々の墓

ルートマップ

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1.田名公民館

田名公民館は、子どもから大人まで幅広い年代層の方々が、運動したり、文化、教養、地域課題等を学び、生きがいや健康づくり、仲間づくりなどの活動をするための施設です。
建物は、田名まちづくりセンターが併設されていて、館内には図書室、会議室、工作室、調理室等があります。
散策の休憩時等は気軽にお立ち寄りください。
田名公民館の開館時間等はホームページでご確認ください。
【関連情報へのリンク】
田名公民館HP

県道48号線を塩田方面に歩くと約300mで半在家山王神社があります。

2.半在家山王社

【山王社】山王社の敷地内には半在家の各地にあった庚申塔や道祖神、馬頭観音などが集められています。社の中には3棟の祠(稲荷社、山王様、社宮司社)があります。山王様の中には三猿(見ざる、聞かざる、言わざる)の御本尊が祀られています。
【芋っ葉灯篭】山王社のお祭りは昔から9月13日でしたが、最近は13日に近い休日に行われます。この時期は雨が多く、石灯篭の火が消えそうになるので芋の葉をかぶせたことから「芋っ葉灯篭」と呼ぶようになりました。

南光寺まで約700m、徒歩9分

3.南光寺

1335(建武2)年、この地に鎌倉建長寺の住職を務めた枢扇妙環和尚が陽原南光寺を創建しました。山門前には六地蔵をはじめいろいろな石仏が祀られています。この寺には戦国時代(1513(永正10)年)の板碑も残されています。

地神塔まで約190m、徒歩3分。ちょっと立ち寄ってみてください。

4.地神塔

南光寺から県道48号線に出ると、南光寺前バス停近くに地神塔があります。
この地神塔は陽原の地を守る神として祀られ、自然石で彫られたものが多い中、角柱石で1712(正徳2)年に彫られた珍しいものです。

南光寺バス停前から稲荷神社まで600m、徒歩7分

5.稲荷神社(望地自治会館)

望地の人々が祀るもので、鳥居の奥左右には1796(寛政6)年の灯篭があります。社の前には望地、陽原の人々によって建てられた秋葉権現と祇園牛頭天王の常夜燈があります。

稲荷神社から約200m、徒歩2分、坂の上の石造物に向かう途中に金井家先祖代々の墓があります

6.金井家先祖代々の墓

崖の岩間から水が湧き出るヤツボが数か所あり、作物が育つ良い土や人が住む条件がそろい、この土地に先祖が住み着いたといわれています。不動尊塔、百万遍供養塔、参燈篭、地神塔、上座、大姉霊塔などの石仏も残されています。

稲荷神社から約350m、徒歩4分

7.坂の上の石造物

念仏供養塔、地蔵菩薩像、庚申供養塔が祀られています。少し離れた場所に百万遍供養塔が家の塀に寄りかかるように立っています

ヤツボまで380m、徒歩5分

8.ヤツボ

雨水が浸透し水を通さない岩の層に至ると、岩の露出した所で泉となって湧き出しており、夏冬気持ちよく使えます。昔は崖の上の家々にとってはかけがえのない洗い場でした。野菜などの食べ物や汚れものとで使い分け、汚れた水も湧水のためすぐにきれいになります。

坂を下ると、「望地の渡し」です

9.望地の渡し

この辺りには対岸の六倉と望地を結ぶ渡し場がありました。そのため「六倉の渡し」とも呼ばれていました。上流の「久所の渡し」が開かれる以前には、大山参りの人々にもよく利用されていました。

望地弁天キャンプ場まで360m、徒歩4分

10.望地河原開田記念碑

1946(昭和21)年から嘆願陳情を重ね、翌年築堤並びに水田造成工事に着手し、望地、陽原、半在家、塩田の有志200余名にて望地河原開田事業組合を結成し、人力のみで造成しました。計り知れない労働力が要求されましたが、同年9月の台風による大洪水で一瞬のうちに流出してしまいました。しかし、組合は挫折することなく、約1000mの堤防と18町5反の水田を完成させました。9年に渡る組合員の努力が刻まれている記念碑です。

11.望地弁財天

弁天様は、元は江の島弁財天に安置されていたものです。明治の神仏分離令によって綾瀬市の吉岡剤運寺に安置されていましたが、養蚕の守り神として望地に移して祀られたといわれています。現在は相模原市の重要文化財に指定されています。

田名南ふれあい広場まで約1km、徒歩16分

12.田名南ふれあい広場

地域住民のコミュニティ活動の場で、軽スポーツ、レクリエーション、文化活動など、子どもからお年寄りまで多目的に利用できる施設です。相模原市には39ケ所設置され、田名地区には2か所(田名北・田名南ふれあい広場)設置されています。

田所家先祖代々の墓まで約2km、徒歩27分(ばんだ坂から葭田公園へショートカットしてもいいでしょう)

13.田所家先祖代々の墓

先祖は鎌倉幕府の有力御家人梶原景時、景季親子に仕えていた。田所采女介富康氏といわれています。1199(正治元)年の梶原親子没落後、田所采女介富康と田所一族八家は、共に故郷の下野国塩谷郡(現在の栃木県の北方地域)に落ち延びて行く時、そのうち四家が当地に住んだことから「半在家」の地名になったともいわれています。しかし、一族の直系が元禄の頃途絶えたため、子孫三十五家が1933(昭和8)年に墓を修復し碑を建立しました。

ゴールの田名まちづくりセンターまで約500m、徒歩5分

GOAL

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