たな散策まっぷ
水・緑ふれあい Aコース
相模川散策路
コース上の見どころは「たなマップ」でも紹介しています。
モデルルート
田名公民館 → 秋葉大権現 → 宗祐寺 → 滝の渡し → 亀の甲石 → 桜並木 → 新堀用水路 → ばんば石・じんじ石 → 江成久兵衛像 → 馬頭観音 → 烏山領制札場旧跡 → 蚕影山神社 → 二十三夜塔、二十六夜塔
ルートマップ
1.田名公民館
田名公民館は、子どもから大人まで幅広い年代層の方々が、運動したり、文化、教養、地域課題等を学び、生きがいや健康づくり、仲間づくりなどの活動をするための施設です。
建物は、田名まちづくりセンターが併設されていて、館内には図書室、会議室、工作室、調理室等があります。
散策の休憩時等は気軽にお立ち寄りください。
田名公民館の開館時間等はホームページでご確認ください。
【関連情報へのリンク】
田名公民館HP
秋葉大権現(滝坂)まで約1.2km、徒歩15分
2.秋葉大権現
静岡県の浜松市春野町にある秋葉山の秋葉寺三尺坊のことで、火防鎮護の神として火災から財産を守るため、江戸時代から人々の信仰を集めていました。灯篭は、1787(安永7)年に滝の人々によって建てられました。相模原市内では23基が現存し、そのうち6基が田名地区にあります。滝の人々も、かつては交代でこの灯篭に灯明をともし、村の安全を祈っていました。
宗祐寺まで約250m、徒歩3分
3.宗祐寺
宗祐寺を開いたお坊さんは、仏光普月禅師という人で、江戸時代をはじめ、1616(元和2)年、徳川家康と同じ年に亡くなったといわれており、宗祐寺の歴史は400年を超えることがわかります。建物は江戸時代に火災にあっており、現在の本堂は1982(昭和57)年に改築されたものです。石段を登りきると、仁王門、大きな本堂、庫裏のある境内があります。左手のあずま屋からの展望はとてもよく、水郷田名や滝の家並み、相模川の雄大な流れや遠く大山の姿を望むことができます。
【関連情報へのリンク】
宗祐寺HP
滝の渡しまで約350m、徒歩4分
4.滝の渡し
滝地区と対岸の葉山島下河原地区を結んでいました。相模川には、他に久所(水郷田名)の渡しや望地の渡しなどがありましたが、滝の渡しは最も近年(昭和47年頃)まで使用されていました。現在は「滝の渡し」の地名の石柱があります。
新堀用水路まで約850m、徒歩10分(途中、滝自治会館で亀の甲石が見れます)
5.亀の甲石
滝自治会館の敷地の中には、廃寺となった宝永寺の本尊(地蔵菩薩)が安置されています。宝永寺は久所の八幡宮の別当寺で1191(建久2)年に建てられたといわれています。自治会館の前には、1889(明治22)年の大洪水の時、前を流れる相模川の中州に打ち上げられた大亀が祀られています。以前は毎年9月9日に、この亀を偲んで「亀の甲祭り」が行われていました。
6.桜並木
相模川にかかる高田橋上流の堤は、桜の名所として知られています。堤防道はソメイヨシノの大木が並び、春は満開の花が楽しめ、夏は緑の木陰が涼しい恰好の散歩路として親しまれています。全長約730m、桜の樹齢は50~60年、約80本が植えられています。
7.新堀用水路
1858(安政5)年、当時の領主下野国(栃木県)烏山藩によって年貢増収のため計画された新田開発用の用水です。しかし、この用水は完成まもなく1860(万延元)年の洪水で流出してしまいました。その後、しばらく用水と新田は荒地と化していましたが、江成久兵衛は自分の財産をつかい用水の改修と土手の修復を行い、久所河原の新田開発を完成させました。
田名八幡宮まで約500m、徒歩6分
8.ばんば石・じんじ石
八幡宮境内の北西の隅に、雨乞い行事に使われた「ばんば石」が安置されています。ばんば石は、日照りが続くと相模川の「一の釜」と呼ばれる深みに沈められました。この行事は、1947(昭和22)年まで行われていました。
江成久兵衛像まで約350m、徒歩5分
9.江成久兵衛像
江成久兵衛は、用水路、堤防掘り、開田という三大事業を成し、1900(明治33)年に83歳で永眠されました。その事業の功績を称え、没後100年忌に顕彰碑が建てられました。
馬頭観音まで約300m、徒歩5分
10.馬頭観音
馬頭観音は、愛馬の事故死を悼んで大正時代に建てられた供養塔です。事故が起こりやすい坂道などには他の地区でも見られ、田名地区内におよそ60基あります。
11.烏山領制札場旧跡
1728(享保13)年以降、明治維新までの田名村は、下野国(栃木県)にあった烏山藩主大久保氏の領地でした。制札場は幕府や藩の命令、知らせなどの札を立てた場所です。
田名まちづくりセンター・田名公民館まで約950m、徒歩14分
12.蚕影山神社
堀之内自治会館の脇に蚕影山の社があります。この地は昔諏訪社の敷地でした。今は蚕影山の祀の中にお諏訪様と金毘羅様一緒に祀られています。蚕影山は養蚕の神として信仰を集め、相模原市では、江戸時代の終わり頃には各地で盛んに行事が行われていました。
でえの坂近くに二十三夜塔、二十六夜塔があります。
13.二十三夜塔、二十六夜塔
【二十三夜塔】よい子孫を残すために男女が別々に講を作り、二十三夜の月を拝んだ後は女性たちだけで夜を過ごすというもので、同衾(一つの寝具に寝ること)を慎むため、男女は別々の家に集まって過ごしました。この行事は男性が組織する庚申信仰とともに多く行われていました。
【二十六夜塔】二十六夜の月には阿弥陀、観音、勢至の三尊が來迎するので月の出を拝みました。また養蚕の守り神として信じられ、この夜は機織りの上達を祈る女性たちが集まって過ごしました。二十三夜塔と同じ石に刻まれています。
【関連情報へのリンク】
二十三夜塔、二十六夜塔HP
田名まちづくりセンター・田名公民館でゴールです。
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